過去のダイエットで、こんな経験はありませんか?
当初は順調だったのに、途中から体重が減らなくなって挫折してしまった…
ダイエッターの間では
「ダイエット停滞期」
と呼ばれるものです。
ダイエット停滞期で挫折する人も多く、リバウンドしてしまうケースもあります。
ということで、ダイエットで必ずやってくるダイエット停滞期をうまく抜け出す方法についてまとめて見ました!
ダイエット成功のために要チェック!
体重が減らなくなる時期は必ずやってくる!停滞期を覚悟しておきましょう。
ダイエットしていると、誰もが必ず停滞期にぶつかります。
稀に停滞期を経験せずスムーズにダイエットできるケースもあるようですが
大抵のダイエッターはこの停滞期にぶつかる運命にあります。
そして停滞期の長さは人それぞれ。
数日で終了するラッキーな方も入れば、3ヶ月もの間停滞期で伸び悩む方もいらっしゃいます。
停滞期の正しい知識と見極め方、ベストな対処法で賢く停滞期を乗り越えましょう!
停滞期の仕組みを知ろう!
ダイエットの大前提とも言える公式があります。
「消費カロリー>摂取カロリー」
これが摂取カロリー>消費カロリーであれば、体重が増えていくばかり。
ダイエットしたいからといって摂取カロリーを大幅に削ることで、脂肪だけでなく筋肉をエネルギー源として消費し始めます。
一応、数値としては体重が減っていきます。
ダイエット初期段階は、消費カロリー>摂取カロリーというバランスを取りやすいので体重も落ちやすいんです。
ただダイエットを続けていけば食事制限や適度な運動に慣れ始め、体の反応が初期よりも鈍くなっていきます。
慣れ始めた頃に大前提である消費カロリー>摂取カロリーのバランスが取れにくくなるため、それまでスムーズに落ちていた体重がなかなか減らなくなります。
停滞期が起こる原因にはどんなものがあるの?
初期段階ではスムーズに体重が落ちていたのに、いきなり体重が減らなる停滞期。
停滞期には多くの原因があり、人それぞれ停滞期に陥った原因は異なります。
自分はなぜ停滞期に入ってしまったのか?
原因を正しく知ってベストな対策を取り入れるべきです。
まずは停滞期に陥った理由を探りましょう。
停滞期で体重が減らない理由その1:恒常性機能・ホメオスタシスが働いているから
体重が落ち始めると、人の体の中で恒常性機能・ホメオスタシスが働き始めます。
もともと誰にでも備わっている機能であり、ある程度の体重減少により作用するもの。
体が飢餓状態になって生命の危機になる前に、体重減少を止めようとする生きるための作用なんです。
ホメオスタシスが働いている時には、どれだけダイエットしたって体重が減らないんですね。
体は生命維持のために必死ですから。
ダイエットしたいという思惑とは裏腹に、体は現状維持しようとするものなのです。
停滞期で体重が減らない理由その2:生理周期による体の変化
女性の体はおよそ28日周期で生理がやってきます。
その生理周期に合わせて体内でも様々な変化が起きており、生理周期前後で体重が増えたり減ったりするケースもあります。
生理前に食欲が増して体重が増えるという方もいらっしゃるんです。
体内のホルモンの作用で起こる変化なので、女性としては生理周期による体の変化はごく当たり前のもの。
生理周期による影響でダイエットの停滞期に入るケースもありますので、焦る必要はありません。
例えば生理1週間前あたりは体重が増えるという方も多いので、生理が終わるまではダイエット小休止にしてもいいでしょう。
ダイエット終了とともにダイエット効果がまたで始めたなら、生理周期による影響が原因でしょう。
停滞期で体重が減らない理由その3:筋肉量UPによる停滞期突入の可能性
ダイエットの一環として筋トレをしていると、自然と筋肉がついてきます。(筋肉量UPしたということ)
さらに筋肉は脂肪より重たいため、筋トレで筋肉量を増やして脂肪を燃焼できていたとしても、体重が減らないどころか増えていることもあります。
見た目にはシェイプアップできているのに、体重は逆に増えてしまう時期もあるんです。
しっかり運動を取り入れているのに停滞期に入ったようであれば、それだけ運動やトレーニングの効果が出て筋肉量が増えているのかもしれません。
筋肉量が増えれば基礎代謝も自然とアップするので、停滞期を乗り越えた先にはリバウンドしにくい体となっているはずです。
一目でシェイプアップできているなら、なおさら筋トレや運動の効果が出ている証拠です。
停滞期だとマイナスイメージに捉えるのではなく、ダイエット成功に必須な過程だと捉えましょう。
ダイエットを始めたら、筋肉量が増えたかどうかも確認しておきたいところ。
体組成計を使って筋肉量も測っておきたいですし、定期的に見た目の写真もとっておけば、どれくらい引き締まったかを確認できますよ。
停滞期で体重が減らない理由その4:ダイエット食(流動食)ばかり食べていませんか?
食生活の改善、摂取栄養バランスの見直しもダイエットには必要不可欠です。
間食を制限したり食事量を抑えたりと、何かしらの食事制限も取り入れていくことになるでしょう。
けれども炭水化物抜きダイエットや、糖分ゼロ、野菜だけしか食べないといった偏った食事は禁物です。
食事内容の偏りは体の正常な機能を狂わせてしまう可能性があり、筋肉の衰えにも影響します。
ダイエットにおける停滞期の原因にもなりかねませんので、食生活の栄養バランスは最も意識すべきポイントです。
近年はダイエットサポート食品も数多く登場していますよね。
- カロリーや糖質オフができるスムージー
- コールドプレスジュースなど
お手軽に飲める流動食やドリンクも数多く発売されていますが、このような商品ばかり摂取していると、ダイエット停滞期の原因になりかねません。
普通の食事をしていれば、私たちは食べ物を噛みますし、胃腸も通常の働きをするものです。
けれどもスムージーやダイエットドリンクばかりを摂取していると、胃腸の働きが低下してしまいます。
そして普通の食事を食べた時に胃腸の働きが悪いままなので、栄養の吸収率がダウン・代謝機能の低下にもつながるんです。
また、食べ物を食べる時の「噛む」という作業は思った以上に重要な効果を含むものです。
噛む → 副交感神経が刺激される → 食べたものの分解・吸収が促される
さらにリラクゼーション効果も与えてくれます。
人の体というのは噛む回数が減ってしまうとストレスが溜まる構造になっているんですね。
もともと胃腸が弱めだという方にはベストかもしれませんが、ダイエットスムージーやドリンクばかりに偏ってしまっている方は、食生活から改善しなければなりません。
停滞期を安心して乗り越える方法8選!焦らずに停滞期を過ごしましょう!
ダイエット中に停滞期を迎えたあなた。
なかなか体重が減らなくなってしまったとしても、不安になることはありませんし、焦る必要もありませんよ。
これから、停滞期を安心して乗り越える方法をご紹介していきますので、ダイエット成功のためにもぜひチェックしてくださいね!
停滞期を乗り越える方法その1:ダイエット成功の証と捉えて、自分を褒めてあげましょう。
停滞期がやってきたとしても、これまでのダイエットの成果が十分に出てきている証として捉えましょう。
順調に体重が減ってからの停滞期ということは、ダイエットが順調に進んでいる証拠なので、これまで頑張った自分を十分に褒めてあげてください。
焦る必要も慌てる必要もありません。
目標体重まではまだまだだとしても、ひとまず順調に停滞期まで到達したとポジティブに考えるのです。
停滞期をポジティブに受け止めて自分を褒めることで、今後のダイエットのモチベーションもUPしやすくなります。
停滞期だからと焦って暴飲暴食に走ってしまうのを防ぐ効果もあるので、ひとまずこの辺りで自分を褒めてあげましょうね!
停滞期を乗り越える方法その2:いきなりハードな食事制限や運動をしない
何の予備知識もないままダイエット停滞期に入ってしまうと、体重が減っていないことに不安や焦りを感じてしまいます。
そんな時に
「もっとハードな食事制限や運動をしなければ」
と思う方もいるでしょうが、その考え方はダイエットでは逆効果ですよ。
停滞期に入っているからといって運動量を急に増やす、食事制限をさらに厳しくしてしまうのはNG。
停滞期には体内でホメオスタシス作用が出ているので、体は生命維持のためにエネルギーを溜める働きが高まっている状態です。
リバウンドしやすい体になっているので、停滞期はとにかく落ち着きましょう。
栄養バランスを意識した食事と、これまで通りの無理のない運動やエクササイズを継続するのです。
また、リフレッシュも兼ねて新たなエクササイズに挑戦してみるのもいいでしょう。
新たなことを始めることで、体にとって良い刺激が加えられて停滞期脱出のきっかけになることもありますよ。
停滞期を乗り越える方法その3:ストレスを溜めない!スッキリ発散しましょう!
なかなか体重が減らない停滞期。
体重計に乗っても変化がないのでついついイライラしたり焦ったり。
精神的ストレスを感じやすい時期でもあります。
早く痩せて欲しいのにとモヤモヤすることもあるでしょう。
そんなストレスがジワジワと溜まって爆発して、暴飲暴食に走ってリバウンドするという失敗談も多いんですよ。
停滞期は焦らずストレスを溜めないよう心がけましょう。
新しいスポーツを始めてみたり、自分にとってストレス発散となる方法を心から楽しみましょう。
停滞期を乗り越える方法その4:停滞期もダイエット目標に考慮しておく
人それぞれ停滞期のタイミングは異なりますが、だいたいダイエット2ヶ月目前後は停滞期に入りやすいと言われています。
個人差はあるものの、ダイエットをはじめてから1〜2カ月くらいに停滞期はやってきます。
事前にいつまでに何kg痩せると目標を決めるなら、停滞期の体重維持を入れて計画しておくのです。
そうすれば、実際に停滞期が来たら、焦らずに続けられるようになりますよ。
停滞期を乗り越える方法その5:日々の生活習慣を見直し改善する
日々の生活が不規則なままだと、停滞期の原因や痩せにくい体質の原因となりかねません。
- 睡眠不足であることが多い
- 外食ばかりで好物ばかり食べている
- 不規則な健康生活を改善していない
睡眠不足は代謝低下に直結するものであり、ダイエットの妨げや太りやすい体質の要因になってしまいます。
特に夜10時から夜中2時のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯は、熟睡していることがベスト。
ゴールデンタイムは成長ホルモンの分泌や働きが活発化するので、脂肪が燃焼されやすくなるのです。
今日からでも生活習慣の見直しと改善は可能なので、早速取り入れましょう。
停滞期を乗り越える方法その6:体重の変化だけでなく、些細な変化を記録しておく
ダイエットは毎日体重計に乗っていれば、ダイエットがスムーズに進んでいるかどうかチェックすることができます。
ただ、体重だけでなくその他の些細なことについても記録しておくことをオススメします。
例えば以下のような情報は、記録しておくべき情報です。
食事・運動の時間と内容・生理周期・その日の体調など
記録してみると、停滞期がきているかどうか、原因についても予測がつくかもしれません。
特に体重をグラフにしてみると、一目で停滞期かどうかがわかりますよ。
グラフ化してわかりやすくてしておくと、停滞期も覚悟できますし、痩せないことの不安や焦りも軽減させることが可能です。
停滞期を乗り越える方法その7:諦めずダイエット継続
万が一停滞期に突入したとしても、諦めてダイエットを中断しては勿体無いですよ。
勿体無いどころか、リバウンドしやすくなってしまいますし、ダイエット成功は遠のいてしまいます。
通常の体なら起きて当然の反応なので、収まるまでただゆったりと待つのみ。
停滞期で諦めてしまうと、体はあっという間に元の体型に戻ってしまいます。
筋肉量もダウンするので痩せにくい体へと逆戻りですよ。
停滞期は起きて当然なのだと考え、これまでのダイエットを継続しましょう。
やがて終わりを迎えるものですから。
停滞期を乗り越える方法その8:チートデイが功を奏す場合も・・・!?
ダイエットを始めた時に、体が生命活動を維持しようとしてホメオスタシスという機能が起きることをご紹介しました。
それがダイエットにおける停滞期なのですが、チートデイを作ることで停滞期を抜けられる可能性があります。
チートデイというのは、いわゆるドカ食いする日のことですね。
一気にドカ食いした刺激で再びダイエット効果が戻ってくることもあるのですが、一歩間違うと暴飲暴食になってしまいリバウンドする可能性も高いのです。
なのであまりオススメできる方法とは言えません。
まとめ
ダイエットを始めれば、大抵誰にでも訪れると言われている停滞期。
停滞期については色々な原因があるけれども、基本的にダイエットをスタートすれば誰にでもやってくるものです。
なかなか体重が減らなくなって焦る気持ちやイライラ、モヤモヤも抱えるでしょう。
けれども落ち着いて焦らず急がず、健康的な食生活と生活、適度な運動やエクササイズを継続し続けましょう。
停滞期はいつか終わりを告げますので、それまで焦ることなくいつものダイエットライフを過ごしましょう。
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